社会受容性に関する取り組み
- キーワード
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- 社会受容性
B. 先進モビリティサービスの社会受容性に関する取り組み
- 成果目標
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- ユーザー視点の分かりやすい情報発信やリアルな体験機会の提供、民事上の責任の整理を通じて 、自動運転等への正確な理解・関心等を高め、行動変容を促す
取り組み方針
社会受容性調査等
- 消費者(ユーザー)の視点から、自動運転技術の可能性と現状を正しく理解し、実際の利用や地域への受け入れの機運が育つために必要な情報発信のあり方や、社会受容性の醸成に向けた課題を調査・検討します。
- 自動運転につながる技術として、現在実用化しているサポカーや安全運転支援技術(ADAS) について、その安全性などの情報を広く社会に発信します。
民事上の責任の整理
- レベル4の自動運転など、AIなどを活用した新たな技術によって、 人とシステムとの役割や、製品やサービスに関わる関係者の役割が今後変化していくことを想定し、万が一事故が起きた時の賠償責任など、法律上の責任の考え方の整理を行います。
取り組み内容
①社会受容性調査は、以下の取り組みを行っています。
- 先進モビリティサービスに関する消費者の期待、不安等の現状を確認する消費者意識調査の実施
- 社会受容性の醸成に有効な活動等について、利用者の視点で体系的に整理
- 消費者・事業者に対する情報発信の機会として、関連する取組と連携したシンポジウム等を実施
- サポカーのWEBサイトやチラシ・ポスター、試乗会などを通じた、継続した情報発信を実施
②民事法を含む関係法令の整理は、以下の取り組みを行っています。
- レベル4自動運転サービスが実装された場合の関係者の義務や役割、民事上の責任等の在り方等の検討
- 海外の法整備動向調査の実施
■取り組みの様子 (令和4年3月 「自動運転タウンミーティングin塩尻」)
関連リンク
実施機関
株式会社テクノバ
進捗状況
①社会受容性調査
- テーマ2のひたちBRTを活動拠点として、体験乗車された方へのアンケートや市民へのグループインタビューなど、ひたちBRTの自動運転における社会受容性の向上に向けた検討を進めています。
- サポカーの普及啓発として、啓発チラシの作成、サポカーサイトでの効果的な発信等に取り組んでいます。
②民事法を含む関係法令の整理
- 無人自動運転移動サービスの事業化のための行政手続きなど、自動運転に関する海外各国の関係法令の動向を調査しています。