各地の取り組み:柏市
1.運行地区の情報
◆人口(柏市提供、令和8年1月1日現在)
- 市町村の総人口:約438,300人
- 運行地区の総人口:約3,800人(柏の葉地区)
◆運行地区に関する情報(柏の葉地区)
- つくばエクスプレスの開業により人口が年々増加
- 公・民・学が連携し、環境・健康・産業の3分野で先進的な取組みを進めるスマートシティ
- 駅周辺にはバス路線が充実しており、移動が便利
- 自然と都市機能が調和した未来志向の街
- 最先端の研究機関が集まる国際学術研究都市
- 駅前のマンション群には、荷捌き等の路上駐停車車両が多い
- 一般車や歩行者、自転車が混在する空間
2.事業概要
◆取り組み体制
- 事業主体:柏ITS推進協議会(事務局:柏市)
- 運行業務の受託者:
東武バスセントラル株式会社 - その他、自動運転システムの設計・運行に関与している企業・団体:
RoAD to the L4テーマ4コンソーシアム(CooL4)
(幹事機関 国立大学法人東京大学、国立大学法人東海国立大学機構(名古屋大学)、国立研究開発法人産業技術総合研究所、株式会社三菱総合研究所、一般財団法人日本自動車研究所、先進モビリティ株式会社)
◆導入フェーズ
- レベル2の事業:社会実装、実証実験
- レベル4の事業:社会実装
◆運行期間
- 2019年11月1日~継続中レベル2自動運転公道走行試験
- 2026年1月13日~継続中レベル4自動運転公道走行試験
3.導入の経緯・目的
◆導入の目的、解決しようとした課題及び期待する効果
- 運転手不足に対応することで公共交通の持続性を確保
◆自動運転導入以外に検討・導入した取り組み
- 路線バスへの導入による市内公共交通網の充実
4.自動運転システムの概要
4.1 車両
◆使用車両
- いすゞ(エルガミオ):レベル2
- 着座定員28名(乗員を含む)
- いすゞ(エルガミオ):レベル4
- 着座定員27名(乗員を含む)
◆車両数
- 全保有台数:リース2台
◆車両・塗装のデザイン(いすゞ(エルガミオ):レベル4)
- バスにラッピングしている柏市のロゴデザインは柏市制施行70周年を記念してデザインされたもの
- 柏市を走行する自動運転バスということで、当市広報部の使用許可を受け、記念ロゴの使用基準に基づいて施した形となる(右図参照)
4.2 ルート
◆路線
- 1路線(往復ルートで5.2㎞)
- つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅から東京大学柏キャンパスまでの往復ルート
◆ルートの特徴
- 一般車や歩行者、自転車が混在する一般道
4.3 費用負担
◆活用した国・都道府県の補助事業
- 累積金額:130,675千円
- 主な使途:走行空間の改良
- 直近の年度の金額: 70,697千円(2025年度)
- 直近の年度に活用した国・都道府県の補助事業の名称:
国土交通省:自動運転に資する走行空間実証実験
◆活用した民間資金源及び金額
- 累積金額:-
- 主な使途:-
- 直近の年度の金額:-
- 活用した民間資金源:-
◆自治体負担額
- 累積金額:-
- 主な使途:-
- 直近の年度の金額:-
◆直近年度の運行コスト
- 直近の年度の金額:-
- 主な使途:-
◆事業性向上のために工夫していること
- -
4.4 運行実態
◆運行日・便数
- 平日運行
- 8便
◆配置スタッフ
- 1便に乗車・従事しているスタッフ
- 運転士:1人(レベル4運行時は特定自動運行主任者を担う)
- 保安員:0人
- 遠隔監視員:0人
- その他 :視察便ではスマートシティツアーガイド:1人
- 遠隔監視員等が対応する車両数:-
4.5 利用実態
◆1日平均利用者数
- 約50名/日
◆利用者の特徴
- 利用目的(多い順)
- 通学・学習
- 通勤・仕事
- 視察・試乗
- 利用者の年代(多い順)
- 20~30代
- 40~50代
5.住民・議会への説明
◆住民への説明
- 運行地区の住民向けの説明会の実施時期・回数:延べ10回以上
- その他住民の認知度向上・理解促進のために取り組んだこと:
- チラシ配布やポスターの掲示
- 試乗会の開催
- テレビ番組での情報発信
- 柏の葉スマートシティツアー開催
- ワークショップの開催
- 周辺小学校の学習タブレットでの動画配信
◆議会への説明
- 議会での説明の実施時期・回数:適宜対応
6.自治体/事業者のコメント
◆事業が地域に与えている効果
- 先進的なイメージ
- 視察者等の来訪
- 国や企業との関係構築
◆工夫した点
- 社会受容性向上のため、市民向けに試乗会やワークショップを開催
- 自動運転バス運行エリアの小学生を対象に、夏休みや冬休みに自動運転バスについて学ぶイベントを企画(試乗等を通して経験したことを、家庭等に持ち帰り会話し、自動運転の取り組みを広げてもらえることを期待した)
◆苦労した点
- 地元説明会や広報誌、ポスター等で自動運転の実証実験について周知を行うものの、地元住民の方にあまり認知されておらず、どのように周知を行うかという点では苦労した
◆今後の発展に関して構想していること
- レベル4の運行区間の延伸
- 乗合バス事業への展開
7.担当窓口・関連資料
◆担当窓口
- 柏ITS推進協議会(事務局:柏市交通政策課)
◆自動運転を紹介しているWebサイトや資料